暇なときにでも

日々起きた出来事やふと思いついたことを書きます。たまに本、映画、広告のことも。

最強カクテル go to heven

二人の先輩方と飲みにいったときの話。

 

一人は物静かでクールな先輩。

 

もう一人は話し上手で気配り上手な先輩。

 

お二人とも頼りになる先輩方なのである。

 

一件目ではそこまで飲まずに二件目のBARへと移動することに。

 

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イメージ図

 

見るからに怪しげな外装。

 

そんな外装からの予想を裏切らない怪しげな店内。

 

マスターもどこか怪しげ。

 

ここで何かとんでもないことが起こる。

 

その予感は見事的中することになる。

 

「この店で一番強いお酒を三つ」

 

席に着いた先輩の第一声。

 

なぜなのか。

 

なぜいきなりチャレンジ精神旺盛なのか。

 

もしかするとすでに先輩はこの店の瘴気に呑まれていたのかもしれない。

 

三人の前に置かれる三つのカクテル。

 

見た目の危険度はそれほど高そうではない。

 

だが自然界において油断は禁物。

 

見た目は可愛いくても中身が恐ろしいやつなんて山ほどいる。

 

先輩はマスターに問いかけた。

 

「これなんて名前なんですか?」

 

「………」

 

先輩の問いかけは空を切った。

 

ここではマスターとのコミュニケーションは禁止されているのだろう。

 

郷に入れば郷に従えというやつだ。

 

「それ、go to hevenですよ」

 

突如、別のお客さんから答えが返ってきた。

 

70年代ヒッピー風の恰好をした男だった。

 

やはり風貌も怪しげ。

 

「へぇー、go to hevenっていうんですか」

 

いや、感心している場合じゃない。

 

直訳すると『天国へ行け』

 

たぶん飲んだら天国行っちゃうやつだこれ。

 

「ゴートゥーヘヴンッ…!!ゴートゥーヘヴンッ…!!」

 

さっきのお客さんが謎のgo to hevenコールを始めた。

 

しかもノリ切れていない若干暗い感じが不気味さを際立出せている。

 

「ゴートゥーヘヴンッ…!!ゴートゥーヘヴンッ…!!」

 

先輩が不敵な笑みを浮かべグラスを持ち上げた。

 

そして一口。

 

くいっ。

 

 

 

…。

 

 

 

「ぽぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

ここで冒頭の先輩の説明を思い出してほしい。

 

物静かでクールな先輩。

 

訂正します。

 

物静かでクールだった先輩。

 

なぜか機関車になった先輩はトイレへと駆け込んだ。

 

「ゴートゥーヘヴンッ…!!ゴートゥーヘヴンッ…!!」

 

鳴り止まないgo to hevenコール。

 

もう一人の先輩も何かを諦めた顔をしてグラスを持ち上げた。

 

「先輩!今ならまだ引き返せます! 」

 

その言葉が先輩の心へと届くことはなかった。

 

そして一口。

 

くいっ。

 

 

 

…。

 

 

 

「星を…見てくる…」

 

そう言い残し店の外に出た先輩が戻ることはなかった。

 

後に店の前でボロ雑巾のように倒れ込んだ先輩が発見されることとなる。

 

「ゴートゥーヘヴンッ…!!ゴートゥーヘヴンッ…!!」

 

もう、駄目だ…。

 

おれも行くしかない…。

 

くいっ。

 

 

 

――――――ッ!!

 

 

 

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光に包まれていく。

 

どこか懐かしい感覚。

 

目を開くとそこは――――天国。

 

ここが、天国・・。

 

思っていたより黒を基調とした空間だ。

 

あと漫画読み放題。

 

ジュースも飲み放題でシャワー付き。

 

フリータイム1300円。

 

とても漫画喫茶のような天国でした。

 

それではみなさん。

 

お酒は無理をせずに楽しんでください。

 

おやすみなさい。

 

~後日談~

 

go to hevenについて調べてみました。

 

世界一のアルコール度数のスピリタスとそれに匹敵する強さのラッテ・リ・ソッチラを合わせた天にも昇るカクテル。

 

スピリタス:アルコール度数96

 

※ラッテ・リ・ソッチラ:アルコール度数75

 

なるほど。

 

この世には知らない方がいいこともありました。

図書店革命

逆転の発想。

 

 

 

 


本来交わるべきではないもの。

 

 

 

 


これこそがケミストリーだ。

 

 

 

 


かつてエロスの女王こと杉本彩はこう言った。

 

 

 

 


全てのクリエイティブな発想はエロスに繋がっていると。

 

 

 

 


優秀な人材を育成するためにはエロスが不可欠であると。

 

 

 

 


突如、電撃が走った。

 

 

 

 


あることが頭に浮かんだ。

 

 

 

 


それは書店業界の常識を根底から覆すことになるだろう。

 

 

 

 

しかし電子書籍に押され気味である現状を打破するにはもうこれしかない。

 

 

 

 


店長。

 

 

 

 

児童書コーナーに。

 

 

 

 


エロ本を置いてみてはどうでしょうか?

 

 

 

 


え、あぁ、そうですよね。

 

 

 

 


ほんの冗談です。

 

 

 

 


いやほんとに冗談ですって。

 

 

 

 


はい。

 

 

 

 


はい。

 

 

 

 


すいません。

 

 

 

 

はい。

 

 

 

 


気をつけます。

 

 

 

 


はい。

 

 

 

 


分かりました。

 

 

 

 


はい。

 

 

 

 

ほんとにすいませんでした。

 

 

 

 


このとき。

 

 

 

 


ちょっとだけ。

 

 

 

 


涙が出ました。

桃と鬼の物語

今女子高生の間で大流行の嘘雑学。

 

みなさんも一度は聞いたとことがあるんじゃないでしょうか。

 

おれはありません。

 

今回はそんな嘘雑学シリーズ第三弾。

 

ある昔話に纏わる嘘雑学を披露しようかと思います。

 

ではどうぞ。

 

~犬の告白~

 

おれは犬。

 

桃太郎という昔話を聞いたことがあるだろう。

 

それには犬がきび団子をもらったお礼に桃太郎の仲間になったと書かれている。

 

あれは桃太郎の“嘘”だ。

 

たしかにきび団子はもらった。

 

だが、そのきび団子には遅延性の毒が入っていたんだ。

 

解毒剤を手に入れるためには桃太郎に協力するしかなかった。

 

たかがきび団子一つで、命をかけられるわけがない。

 

~猿の告白~

 

ぼくは猿。

 

桃太郎っていう昔話を聞いたことがあるかな。

 

それには猿がきび団子をもらったお礼に桃太郎の仲間になったと書かれているんだ。

 

でもそれは桃太郎の“嘘”。

 

本当はMEGUMIの写真集をくれたんだ。

 

MEGUMIの大ファンだったぼくはその誘いを断るわけにはいかなかった。

 

こんな卑劣な手段にぼくは、屈してしまったんだ。

 

~キジの告白~

 

あたしはキジ。

 

というのは桃太郎の“嘘”よ。

 

本当はハトなの。

 

クルックー。

 

桃太郎「知るかよ!」

 

カンッカンッ。

 

裁判長「静粛に!今は被告人の発言は認められていません」

 

桃太郎「すいません・・」

 

裁判長「では最後の証人の方、どうぞ」

 

~鬼の告白~

 

私は鬼です。

 

というのは桃太郎の“嘘”です。

 

本当はただの会社員です。

 

営業成績が伸び悩んできた頃。

 

桃太郎はいい話があると私のところへやってきました。

 

鬼になりすまして村人を襲ってほしい。

 

そこでおれ達が鬼を退治したフリをして村人からお礼をもらうから。

 

後でこっそり山分けしようという話でした。

 

私はついその話に乗ってしまいました。

 

しかし桃太郎は事前の打ち合せを無視して全力で私に襲いかかってきました。

 

そしてあろうことか私の全財産までも奪い去ってしまったのです。

 

私は何もかも失いました。

 

裁判長「分かりました。では被告人、何か弁明はありますか?」

 

~桃太郎の告白~

 

弁明も何もない。

 

こいつらの言ってることこそ全部“嘘”だ。

 

おそらくは全員、詐欺集団“鬼が島”のメンバー。

 

見た目はたしかにそっくりだが共に戦ったみんなとは声やくせが微妙に違っている。

 

何よりいくらなんでもキジとハトを見間違えるわけがない。

 

おれが鬼退治の報酬で得た財宝を慰謝料という形で踏んだくる気なのだろう。

 

さて、どうしたものか。

 

~おじいさんの告白~

 

わしは山へ芝刈りにいったおじいさん。

 

彼らの言っていることは“嘘”ではなく“本当”のことじゃ。

 

しかし桃太郎はそのことを憶えておらん。

 

なぜならわしが桃太郎の記憶の中から“消した”からな。

 

桃太郎は桃から生まれたんじゃない。

 

わしがつくった“ロボット”なんじゃ。

 

研究費用の底が尽きてしまったとき

 

桃太郎を使って一芝居打たせる方法を思いついた。

 

それがまさかこんなことになるとはのう。

 

~ハトの告白~

 

あたしはハト。

 

クルックー。

 

というのは“嘘”。

 

この外見は着ぐるみで、中身は“カニ”。

 

そしてこの場にいる本当の目的は“猿”への復讐。

 

やつは恩人であるはずの父に柿を投げつけた。

 

そして父は・・。

 

前に復讐を試みたときは逃げられてしまった。

 

だが今回は逃がさない。

 

この距離なら、外さない。

 

カチッ。

 

あれ・・。

 

カチッ・・カチッ・・。

 

・・・。

 

弾が・・出ない・・?

 

~おばあさんの告白~

 

わたしは川へ洗濯にいったおばあさん。

 

というのはもう根本的に“嘘”。

 

わたしの正体は未来警察“コードネームJ”。

 

この瞬間にカニが事件が起こすことは未来からの情報で知っていた。

 

事件を未然に防ぐため裁判所を調べるとハトの着ぐるみと拳銃が見つかった。

 

そこで拳銃の弾を空砲にすり替え現行犯でカニを逮捕することにした。

 

これでこの時代での役目は果たした。

 

おじいさん、短い間だったけど、楽しかったよ。

 

また会えたらいいね。

 

ばいばい。

 

~完~

人生とは奇なるもので

 

 

 

「すいません」

 

「すいませんより、すみませんの方が好き」

 

「すいません、気をつけます」

 

「おい」

 

 

 

 


「暇だね」

 

「暇ですね」

 

「何か暇つぶしになること考えてよ」

 

「とりあえず、親指しゃぶっときますか」

 

「・・・暇だね」

 

「・・・暇ですね」

 

 

 

 

 

「このままだと男だらけの飲み会になりそうです」

 

「ここに女子がいるじゃないか」

 

「女子(じょし)というより女子(おなご)ですね」

 

「お前、ぶっころ」

 

「すいません」

 

 

 

 

 

「酔ってますか?」

 

「酔ってないよ」

 

「じゃあ一つ問題を出します」

 

「よしこい」

 

「どうして赤信号だと道路を渡ったらいけないんですか?」

 

「ライオンに食べられちゃうから」

 

「この上なく酔ってますね」

 

「いや、酔ってないって」

 

 

 

 

  

「君にとっての幸せって何?」

 

「あなたが幸せなることです」

 

「意味分かんない」

 

「すみません」

 

 

 

それでも僕は山田じゃない

山の手線の電車内での話。

 

ipodで音楽を聞きながら椅子に座っていると

 

何やら二人組の女子高生がこちらを指さしながら話していました。

 

その二人は全く見覚えのない初対面の人たちです。

 

もしかしてどっちかの子がおれに一目惚れして

 

告白する機会をずっと窺っているのでは!?

 

と見当違いの妄想に胸を膨らませていました。

 

話の内容がどうにも気になり、ipodの音量を徐々に下げていくと…。

 

女子高生A「あいつ山田じゃね?」

 

女子高生B「絶対そうだよ」

 

先に言っときます。

 

おれの名字は山田じゃないです。

 

神に誓って山田じゃないです。

 

I am not 山田。

 

どうやら山田という人物と勘違いされてるらしい。

 

このときおれは勘違いという偶然から

 

見ず知らずの女子高生たちとの交流が始まるのでは!?

 

といまだに淡い期待で胸を膨らませていました。

 

そんなこと考えてる前に気付くべきだったんです。

 

暗雲が近づいてきてることに。

 

むしろ竜の巣が近づいてきてることに。

 

女子高生A「何であいつ無視してんの?」

 

女子高生B「そりゃあたし達にあんなことしといて今さら話かけられないでしょ」

 

徐々に自分の置かれている状況が掴めてきました。

 

『見知らぬ二人の女子高生』

 

『山田という人物と勘違いされているおれ』

 

『山田は彼女たちに対して大きな過ちを犯している』

 

今、すべてのピースが揃いました。

 

たぶん小学二年生でも理解できたと思います。

 

おれが今処刑台への階段を一段ずづ上がっていることに。

 

山田君が起こした何らかの罪が時を超え

 

今まさに何の事情も知らないおれの罪へと移り代ろうとしていました。

 

というかすでに移り代わってました。

 

こんな場合の対処の仕方なんて誰にも教わってません。

 

頭をフル回転させてなんとか打開策をひねり出そうとする。

 

万事休すのおれが編み出した起死回生の方法とは・・!?

 

寝たふりをする。

 

大抵の危機はこれでなんとかなるってばっちゃが言ってました。

 

そうこうしている内に状況は急変し最悪の展開を迎える。

 

女子高生A「顔見てたらなんか腹立ってきたわ」

 

女子高生B「やっぱり決着つけとこうか」

 

どす黒い殺気を纏ってこちらへと近づいてくる二人。

 

内心ではビビりまくりながら寝たふりを続けるおれ。

 

優しく微笑みかけてくれる頭の中のお父さんとお母さん。

 

するとまるで狙っていたかのような絶妙なタイミングで開くドア。

 

タッチダウンを決めるが如く一瞬の隙をついて外へと飛び出すおれ。

 

待てよ山田!逃げんのかよ山田!

 

背後から聞こえてくる恐ろしい罵声の数々。

 

またもおれを助けてくれるかのような絶妙なタイミングで閉まるドア。

 

恐る恐る振り返ってみるとおれを睨みつける鬼が二人。

 

何事も無かったかのように発車する電車。

 

生きてるって素晴らしいと実感するおれ。

 

めでたしめでたし。

 

とここでこの話は終わりなんですが

 

最後に、本物の山田君に一つお願いがあります。

 

ちゃんとあの女子高生二人に

 

山の手線で逃げた人はただの迷える子羊だったんだよと説明しといてください。

 

じゃないと二度と安心して山の手線に乗れなくなるんで。

バタフライエフェクト大盛りで

最近観た映画。

 

バタフライエフェクト

 

バタフライエフェクトって言葉の響きがすごいオシャレですよね。

 

いろんなものに応用できる気がします。

 

“喫茶バタフライエフェクト”とか。

 

バタフライエフェクト荘”とか。

 

「タケシ!あんたまたバタフライエフェクト忘れてるよ!」とか。

 

「タケシ・・父さん実は会社からバタフライエフェクトされたんだ・・」とか。

 

バタフライエフェクトって言いたいだけになってきたので

 

そろそろ内容の話に移ります。

 

バタフライエフェクトとは

 

どうでもいいように思える小さな違いがやがては無視できない程に大きな違いになる現象のことらしいです。

 

例えば歩き始めに右足と左足でどっちを先に踏み出そうかなんて気にしませんよね。

 

でも、右足なら百万円拾ってたのに左足を選んだ結果うんこ踏んだだけみたいな。

 

この映画が言いたいことを自分なりに考えてみました。

 

決断するということ。

 

生きてく上でいろいろな決断を迫られることがあると思います。

 

行くか行かないか、買うか買わないか、やるかやらないか。

 

それら一つ一つの決断は未来の自分に少なからず影響を与えます。

 

いい影響であれ、悪い影響であれ。

 

でもそんなものは自分の考ようによってどうにでもなります。

 

過去の決断を悔む必要なんてないんです。

 

違った決断をしたところでそれがいい影響になってたかなんて分かりませんし。

 

そんな暇があったら先のこと考えろと。

 

ただ、決断することから逃げるなと。

 

そうゆうことだと思います。

 

トーリーに関しては文句なしに面白かったです。

 

六年間かけて練りに練りまくったらしい脚本だけあって伏線の張り方が匠の技でした。

 

そしてオチが切ない。

 

あそこまでやって最後そうなるんかーい!てなります。

 

見たことないって人はぜひ見てほしいです。

 

ちなみにエンディングは二種類あるらしく

 

通常版ではない方を見るとどん底な気分になるらしいので気をつけください。

 

それとバタフライエフェクトには2と3があります。

 

続編というわけではなく設定だけ引き継いだって感じです。

 

両作品ともレンタルにあったんで観て感想なりを書こうと思ってたんですが

 

やめときます。

 

なぜなら2があまりにも

 

≪このコメントはバタフライエフェクトされました≫

たかが眼鏡されど眼鏡

かつて青年は言った。

 

『人が眼鏡をかけているのではない

 

眼鏡が人をかけているのだ』と。

 

今回はそんな眼鏡に魅せられてしまった青年の苦悩の物語である。

 

と始まりたいところなんですが。

 

まず最初に言いたいことがあります。

 

「実は眼鏡フェチなんですよ」とカミングアウトしたときの

 

若干の不穏な空気が漂うあの感じをどうにかしてください。

 

言うなれば眼鏡フェチというのは

 

神様のちょっとした悪戯によって生み出された存在なんですよ。

 

たぶん神様がパワプロサクセスモードみたいなもので、本来は打撃力や走力のパラメータ―を上げないといけないところを、眼鏡女子とのイベントに費やしすぎた結果として出来上がった選手なんです。

 

突然メガネスーパーを襲ったりなんてことはしませんので、暖かい目で見守ってもらえると助かります。

 

では少し話が逸れてしまいましたが本筋に戻ります。

 

先日、後輩がこんな話を振ってきました。

 

後輩「最近私コンタクトに変えたんですよ」

 

女性との会話検定初級レベルのおれでも分かります。

 

『眼鏡だった頃と比べてどうですか?』

 

という質問が言葉の裏に隠されていることぐらいは。

 

そして褒める類の返答を待っていることぐらいは。

 

しかし

 

ここで眼鏡よりもコンタクトの方がいいと言ってしまうということは

 

キリスト教徒がイエス様の絵を踏んづけるに等しい行為なんですよ。

 

それはこれから先ずっと言い知れぬ悲しみを背負いながら生きていくことを意味します。

 

かといって眼鏡の方がよかったなんて言えば

 

今後の関係がギクシャクする可能性大。

 

世間一般から見れば可愛くなってるんだと思います。

 

でも眼鏡の魅力には惜しくも及ばずだったんですよ。

 

前門のコンタクトレンズ、後門の眼鏡とはまさにこのこと。

 

この絶望的な状況から導き出した答えは。

 

おれ「いいんじゃない」(実際)

 

と見せかけて。

 

おれ「(眼鏡の方が)いいんじゃない」(心の中)

 

完璧な作戦だった。

 

後輩は自分は褒められたんだと受け取り、おれは自分の気持ちに嘘をついてません。

 

普段のおれだったらこんな打開策は思い浮かびもしませんでした。

 

きっとこれも眼鏡のおかげなんでしょう。

 

眼鏡は人間に秘められた更なる力を引き出すことができるのかもしれません。

 

未だその実態を掴めていない眼鏡に纏わる謎。

 

いつかその謎が解き明かされる日はやってくるのでしょうか。

 

そしてそのとき人類は、何を知り、何を思うのでしょうか。

 

残念ですがお別れの時間がきてしまったようです。

 

次回の眼鏡ミステリー特捜部が追う謎は

 

時東ぁみはもうちょっと人気が出てもいいんじゃないか』です。

 

ではまた来週~!!

 

・・・。

 

逆に聞きましょう。

 

何ですかこれ。