ディズニーランドの裏側に潜む闇
先輩から聞いた話。
ディズニーランドの中で万引きしても捕まらないらしいんですよ。
ていうのも警察とか犯罪っていう存在はあの世界感にあってはならないものだからです。
プ―さんが公然猥褻で捕まってたら嫌じゃないですか。
でもこれってすごい恐ろしいことだと思うんですよ。
どこかで犯罪を犯した人がディズニーランドに逃げ込めば逮捕できなくなるってことにもなりますよね。
ってことは名立たる犯罪者達があの夢の国に集結する可能性があるわけですよ。
するとどうなるか考えてみてください。
そうです。
世界最悪の無法地帯“出威頭弐欄怒(でいずにーらんど)”の誕生です。
それはそれは恐ろしい場所になりますよ。
例えばそうなったことを知らない人たちが家族連れで遊びに行ったとします。
父「ほうら!ここがディズニーランドだぞ~!!」
息子「わぁ!すごーい!スプレーで難しそうな漢字がいっぱい書いてある!」
母「すごいわね~」
息子「あ!ミッキーマウスだ!握手してもらいにいってくる!!」
父「あんまり走ったら転ぶぞ~」
息子「いてっ」
母「あらあら言ったそばから」
ミッキー「…」
息子「ミッキー!起こしてー!!」
ミッキー「…」
息子「…?」
ミッキー「坊主ぅ…」
息子「!?」
ミッキー「ここではなぁ…転んでも誰も助けてくれへんのやぁ…」
息子「!?!?」
ミッキー「そんな甘ったれた考えじゃぁ…他の奴らの餌になるだけやぁ…」
息子「は、はい…」
ミッキー「分かったらもう行きぃ…」
息子「べ、勉強になりました!」
父「大丈夫か?」
息子「うん!」
母「ミッキーと何かお話したの?」
息子「いろいろ!」
みたいなことになりますよ。
もしくはそこに住みついたその道の方々がアトラクションに乗ってる時に
若「おじき、たまにはこうゆうのもいいもんすね」
頭「そうだな。何と言うか、心が洗われるようだな」
若「おじきがそんなこと言うなんて珍しいですね」
頭「おれは、もう疲れたのかもしれねぇな」
若「おじき…」
頭「ここらで堅気に戻るなんて言っても、おてんとう様は許しちゃくれねぇだろうけどな」
若「そんなことありませんよ!!」
頭「へっ、ありがと…
バンッ!バンッバンッ!
若「なっ!おじき…ッ!!」
頭「罰が…当たっちまったみてぇだな…」
若「そんな…おじき!!」
頭「組のことは…任せ…た」
若「堅気に戻るんじゃなかったんですか!!おじき、おじきーーー!!」
みたいなことがイッツァスモールワールドで起きるかもしれませんよ。
シンデレラ城で銃撃戦とかになったらどうするんですか。
ではどうすればこの恐ろしい事態になることを食い止められるのか。
答えは簡単です。
万引犯を見つけたら地下室の椅子に縛り付けてディズニー映画を見せ続けるだけです。
たぶんこういう人はディズニー系の映画が大の苦手のはず。
するとあら不思議。
1週間後ぐらいには立派に改心した真っ当な青年になってますよ。
ディズニーの世界感を崩さない見事な平和的解決法ですね。
地方によっては洗脳という呼び方をする所もあるみたいですけど。
それではみなさん。
万引き、駄目、絶対!!ってことで。
ちなみにこの日記はクリスマスにディズニーランドデートをしようとしているカップルの雰囲気を少しでもぶち壊したくて書いたわけでは決してありませんのであしからず。
あしからず!!