暇なときにでも

日々起きた出来事やふと思いついたことを書きます。たまに本、映画、広告のことも。

JKと対決するときに気をつけること

JK。

 

またの名を女子高生。

 

大地を創造し、天候を支配し、時の流れを司る存在。

 

もはやこの世の全てを統べる者と言っても過言ではない。

 

何人たりとも彼女達に逆らうことは許されない。

 

まさに最強。ゆえに無敵。

 

今回はそんなJKに正面から立ち向かった勇敢な男の物語である。

 

事の始まりはバイト先の本屋に新人が入ってきたことから始まる。

 

おれ「最近入った新人さんってどんな人ですか?」

 

店長「聞いて驚くなよ・・JKだ」

 

おれ「とうとうこの長かった暗黒時代も終わりを告げるんですね」

 

というのもそれまでに入ってきた新人が立て続けに男のみだったので

 

異様なまでに女子率が低かったという経緯があります。

 

そんな飢えに飢えまくった野郎共の中に突如JKが舞い降りたというわけです。

 

しかしおれはシフトの都合上そのJKとは会えないまま日々が過ぎていきました。

 

それでもバイト仲間から嫌でも情報は入ってきます。

 

「守りたい、あの笑顔」

 

「時給100円アップするよりも嬉しい」

 

などなど。

 

そこでおれは思いました。

 

JKだからってチヤホヤしすぎるのはいかがなものかと。

 

その子にとっても店のためにもよくないんじゃないかと。

 

ここはその子に会ったらガツンと厳しめのことを言ってやろうと心に決めました。

 

そしてシフトの変更により戦いの時は訪れます。

 

他のみんなは神様のように扱ってくれてたかもしれないけどおれは違うからな!!

 

今日は社会の厳しさってもんを教えてやるから覚悟しておけ!!

 

事務所にて気合いを入れいざJKの待つレジへと向かいます。

 

おれ「初めまして。JK(仮)さんですか?」

 

JK「はい!JK(仮)です!よろしくお願いします!」

 

おれ「・・・」

 

JK「ん?」

 

おれ「・・・」

 

JK「どうしたんですか?」

 

解説しましょう。

 

この時はおれは幻覚を見させられています。

 

JKの笑顔を直視してしまったのが運の尽きでした。

 

なんとそのときのJKの笑顔からキラキラした粒子が放出されてたんです。

 

ドラマとかでよく見るあれです。

 

おれの頭おかしくなったんじゃないかとお思いでしょう。

 

頭おかしくなったんじゃないんです。

 

たしかにこの目で見たんです。

 

それを見た瞬間に疲れがふっと消えて気付いたらお花畑にいました。

 

たぶんまだ科学的には解明されていないんでしょうがそのキラキラした粒子は実在すると思います。

 

きっとこの粒子は世界平和への架け橋となるはずです。

 

学名が決まるまでおれはあの粒子のことを“JKフラッシュ”と呼ぶことにしました。

 

みなさんもJKと対決するときはJKフラッシュに気をつけてください。

 

たぶんあれ伝説の防具とかじゃないと防げないんで。