暇なときにでも

日々起きた出来事やふと思いついたことを書きます。たまに本、映画、広告のことも。

日本昔話の深すぎる闇

日本昔話のとんでもない問題作を見つけてしまいましたよ。

 

『オコゼの片思い』っていうやつなんですけど。

 

簡単にあらすじを説明します。

 

主人公は魚のオコゼ君です。

 

オコゼ君はあることを悩んでいました。

 

それは顔が鬼のように怖いこと。

 

そのせいで密かに思いを寄せているボラさんに告白ができません。

 

ある日、友達のヒラメ君にそのことを相談するとこう答えてくれました。

 

「男は顔じゃなくて中身だろう!」と

 

「当たって砕けろ!」と。

 

ヒラメ君の言葉に背中を押されてオコゼ君はボラさんに告白することを決意します。

 

っていう話なわけですよ。

 

視聴者にはオコゼ君のように顔面にコンプレックスを持った人もいますよね。

 

俗に言うブサメンです。

 

もちろんおれもそんなブサメンの一人です。

 

じゃあそんなブサメン視聴者はどんな気持ちでこの話を見ているか。

 

『オコゼ君はおれ達に希望を与えてくれようとしている』ですよ。

 

ブサメンズはベンチから声を張り上げてオコゼ君を応援してるんですよ。

 

そんな状況を思い浮かべた上でその後の展開をご覧ください。

 

オコゼ君「ボラさん、ワシは生まれつき顔は醜いが心はキレイだ。どうか嫁になってくれ」

 

オコゼ君の恋のPKをブサメンズは固唾を呑んで見守ります。

 

シュートが決まればオコゼ君に駆け寄って胴上げする準備もできてます。

 

さぁ、ボラさんはどう答えるのか。

 

 

 

ボラさん「オコゼ君のお嫁さんになるなんて死んでもいやぁ~!!」

 

この瞬間、膝から崩れ落ちていくブサメンズ。

 

やっぱり、顔か、と。

 

しかもボラさん全力疾走でその場から逃げ出します。

 

この期に及んでさらなる追い打ちをかけてくるボラさん。

 

アフターフォローは一切なし。

 

ブサメンズが解散しかけたそのとき。

 

オコゼ君「待ってくれ、ボラさん!!」

 

なんとオコゼ君、そこで諦めずにボラさんの後を追いかけます。

 

まだロスタイムがあったんだ。

 

息を吹き返したブサメンズも応援を再開。

 

頑張れー!!一発逆転決めてくれー!!

 

誰もが奇跡が起きると信じていた。

 

すると突然、画面が暗転。

 

何故か居酒屋のシーンへと切り変わる。

 

え?

 

ブサメンズも困惑する中、ナレショーンが入ります。

 

「恋に破れたオコゼ君は、海底に沈んで過ごすようになりました。オコゼの腹わたが美味しいのは、こういう事があったからだそうです。美味しいよね!!」

 

・・・。

 

美味しいよね!!

 

じゃねーよ!!

 

どんだけ救いようのないオチなんだよ!!

 

百歩譲ってブサメンズをどん底まで叩き落としたことには目を瞑りますよ。

 

ただ純粋な子供がこれを見て何を学びますか。

 

あぁ、内面をどれだけを磨いても意味がないんだなと。

 

きっとそう思いますよ。

 

そうなったら自分に自信を持てないブサメン達が今後増えていきますよ。

 

結果、日本はイケ面が支配する国になってしまいますよ。

 

国会の席がジャニーズで埋まってもいいんですか!!

 

なので女性のみなさん。

 

ブサメンにこそ優しくしてあげてください。

 

では。

 

飲食店の店長に求められる資質

昼食時で賑わうマクドナルドの店内。

 

お客さんは各々の話題に花を咲かせ盛り上がっていた。

 

しかし、一瞬。

 

人々の話し声は途切れ、静寂が辺りを包み込んだ。

 

一匹の“鳩”が店内に舞い降りたのだった。

 

まるで時が止まったかのような空間。

 

全ての人たちから視線を集める鳩。

 

その鳩が、突然に、暴れ始めた。

 

あらん限りの羽を撒き散らしながら店内を飛びまわる鳩。

 

さっきまでの楽しげな雰囲気からは想像も出来ない叫び声を上げながら逃げ惑う人々。

 

異常事態に気付き素手で鳩を追いかけまわす店員のお姉さん。

 

翼を持たない人間を嘲笑うかのように逃げまわる鳩。

 

「お姉さんがんばって!」

 

子供からの声援も空しく鳩が捕まる気配は無かった。

 

誰もが諦めかけたそのとき。

 

お姉さんの背後に怪しげな影が忍び寄る。

 

ぽんっと肩に手を置かれたお姉さんが後ろを振り返ると

 

店長「代わろう」

 

鳩の目をじっと見つめながら一歩ずつ距離を縮めていく店長。

 

すると、驚くべきことに鳩は逃げようとする素振りすら見せなかった。

 

鳩「あんたにだったら・・」

 

みたいにむしろ受け身の態勢に入っていた。

 

そして、とうとう人騒がせな鳩を捕獲することに成功した。

 

\ブラボー!/

 

\ナイス鳩キャッチ!ナイス鳩キャッチ!/

 

ハートキャッチプリキュア!

 

お客さんはスタンディングオベーションで店長を称えた。

 

店長は深く頭を下げ

 

店長「大変お騒がせいたしました」

 

との一言を残して去っていった。

 

まるで小粋なショーで見せられたかのような気分だった。

 

店長あんた一体何者なんだ。

 

もしやその鳩使いとしてのスキルを見込まれて今の店長の座まで上り詰めたのだろうか。

 

その真相を知る術はなかった。

 

そして鳩の羽が触れまくったハンバーガーを誰も食べようとはしなかった。

安易な深入りは禁物

とある不気味なDVD屋に入ろうとしたときのこと。

 

見た目はごく普通の中古DVD屋だったんですが

 

店の中に入ろうとすると店員が必死の形相で近づいてきて

 

店員「すいません!防犯のためお荷物は預からせて頂くことになっておりまして・・」

 

いや、防犯熱心すぎるだろと。

 

この時点で十分不気味すぎます。

 

しょうがないので店の近くにあったロッカーに荷物を入れてくることに。

 

今度こそはと店の中に入ろうとするとまたも店員に止められ

 

店員「すいません!ちょっと失礼します」

 

ポケットを軽くぽんぽん触られる。

 

店員「はい大丈夫です!ではごゆっくり店内ご覧になってください」

 

・・・。

 

いやいやいやいや!!

 

ごゆっくりできるわけないだろと!!

 

なんでボディーチェックされたかの説明も一切なし。

 

人生初のボディーチェックをまさかDVD屋で済ませるとは思わなかったです。

 

その後は一般ピーポーは入ったらいけない店だと悟ってすぐに店から出ました。

 

そしてあの店の不可解な行動について考えているとある一つの仮説に辿り着きました。

 

たぶんあの店には何かヤバいもんがあるんじゃないかと。

 

って近所のお兄さんが言ってました。

 

おれはそんなこと全く考えてないんで!!

 

健全なお店だと信じてるんで!!

 

身の危険を感じて急遽オチに一言足したとかじゃないんで!!

新感覚な映画鑑賞法

最近観た映画。
※ネタばれ注意です。

 

『リミット』ロドリゴ・コルテス/監督

 

簡単なあらすじ。

 

ある男が目を覚ますと何故か棺の中に閉じ込められていた。

 

しかもなんと土の中に生き埋めにされていたのだった。

 

使える物は充電切れ間近の携帯にオイルの尽きかけたライターのみ。

 

酸素も残り少ない絶望的な状況で果たして男は脱出することができるのか。

 

みたいな話です。

 

この映画のすごいところは

 

最初から最後までずっと棺の中のシーンだけでストーリーが進んでいくんですよ。

 

第三者の動向とか、回想シーンに入ったりとかは一切ないです。

 

そこら辺はほんとに徹底されてるので見てるこっちが息苦しくなってきます。

 

たまらず部屋の窓開けたらすごい勢いで雨が振り込んできました。(アホの子)

 

閉所恐怖症の人は絶対見ない方がいいです。

 

ラストは賛否両論みたいなんですが自分的にはこれしかないよなって感じでした。

 

「まじかぁぁぁぁ!!」とか叫びまくってましたけど。

 

深夜二時に、一人で。

 

半分ぐらい見終わってからふと思ったことがありまして

 

こんなにも主人公は不自由な状態でがんばってるのに

 

おれはベッドの上でだらだらと寝転がっていていいのかと。

 

そこで考えました。

 

主人公と同じ目線から映画を見ることができる画期的な方法。

 

言葉では説明しずらいので図で説明します。

 

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壁とベッドの間にスッポリはまることにより

 

身動きの取れないもどかしさをリアルに体感できるわけです。

 

みなさんも自宅でリミットを見るときはぜひ試してみてください。

 

難点としてはトイレに行きたくなっても行けないところです。

 

あと挟まってるところをお母さんに見つかったら

 

「ちょっと楽しい所に行こっか」と言われて

 

お医者さんがたくさんいる場所に連れていかれる可能性あり。

しりとり必勝法

男「暇だからしりとりでもしよう」

 

女「いいよー」

 

男「じゃあ、しりとりの『り』からで」

 

女「リンゴ!」

 

男「ゴリラ!」

 

女「ラスク!」

 

男「クルマ!」

 

女「マツタケ!」

 

男「『け』かぁー・・」

 

女「えぇー『け』なんていっぱいあるじゃん!」

 

男「よし決めた!」

 

女「よし来い!」

 

男「結婚しよう」

 

女「え・・?」

 

男「・・・」

 

・・・。

 

・・・・。

 

・・・・・。

 

女「・・・うん」

 

あの日~あの時~あの場所で~

 

君に会えなかったら~

 

僕らはいつまでも~

 

見知らぬ二人のまま~

 

~fin~

 

脚本/演出 おれ

 

男役 おれ

 

女役 おれ

 

挿入歌

ラブストーリーは突然に

 

いつか実践出来たらいいなって思います。

 

相手いませんけど。

僕とおれと私の物語

嘘雑学。

 

こんな言葉を聞いたことはありますか。

 

おれがさっき考えた造語なんでたぶん誰も聞いたことないと思います。

 

嘘雑学とは、嘘の知識を本当のことであるかのように語るものです。

 

要するにただの嘘ですね。

 

そんな明日にでも使える嘘雑学をみなさんに学んでもらえたら嬉しいです。

 

今回ご紹介するのは“ある有名なお店の看板”に纏わる嘘雑学です。

 

では、ご覧ください。

 

――――小学二年生の夏――――

 

その頃、僕は友達がいない子供だった。

 

元から暗い性格で取り柄もなかった。

 

親はとても厳しい人たちだった。

 

毎日のように塾に通わされてたから友達と遊ぶ時間がなかった。

 

見たいテレビも見せてもらえずクラスのみんなの話題についていけない。

 

そんな状態が続けば当然、いじめの標的にされる。

 

殴られたり物を盗られたりは当たり前だった。

 

そんな小学二年生の夏。

 

いつも通りの学校からの帰り道。

 

僕はある人と出会った。

 

「おい坊主!」

 

振り返ると、近所でたまに見かける牛乳配達のおじさんだった。

 

「何ですか?」

 

「そのアザどうしたんだ?」

 

いじめっ子から殴られたときにできたアザだと思った。

 

「転んだだけです」

 

「アザなんてないけどな」

 

「え・・」

 

「いじめられてるんだろ?知ってるよ」

 

おじさんは学校にも牛乳配達に来てるらしくて、僕がいじめられてるところを何度か見かけたらしい。

 

「いいのか?このままで」

 

「よくないよ。でも、どうしようもないんだ」

 

「まぁ、そうだよなー」

 

このとき、男ならやり返せとか、お前にも原因はあるんじゃないかとか。

 

そんなことを言われると思ってた僕は少し驚いて、少し嬉しかった。

 

「おじさんも昔いじめられてな。どうしようもないんだよな、あれ」

 

「そのときはおじさんもただやられてるだけだったの?」

 

「いや、おれはそいつらを倒すために毎日牛乳を飲んでたな」

 

「毎日牛乳を飲んで強くなったの!?」

 

「ならなかったな。でも骨は強くなるぞ!だから一本買ってくか!?」

 

「結局商売かよ!」

 

それからは学校帰りにおじさんと顔を合わせば話し込むような仲になった。

 

おじさんと話すのは楽しかった。

 

僕が人と話す楽しさを知らなかっただけかもしれないけど。

 

おじさんは意外と物知りで僕が知らないことをたくさん教えてくれた。

 

飛行機が空を飛ぶために反重力装置っていうすごい技術を使われてる話とか。

 

それが嘘だと気づくのはもう少し経ってから。

 

おじさんは自分の夢も語ってくれた。

 

「この牛乳を世界中に広めておれをいじめたやつを見返してやる」

 

「僕もいつかいじめっ子たちを何かで認めさせて見返してやるんだ」

 

お互いに夢を叶えようと約束もした。

 

とにかく、何も無かった毎日が、何かあるじゃないかと思える毎日になった。

 

こんな日々がずっと続けばいいと思ってた。

 

でも、続かなかった。

 

最近おじさんを見かけなくなった。

 

三日も会わない日があれば長い方だったのにもう一週間も会ってない。

 

おじさんは僕のことなんかどうでもよくなったのかな。

 

そう考えてしまう。考えたくなくても考えてしまう。

 

不安になればなるほど、不安になる。

 

ある日、僕は初めて塾をさぼった。

 

「ただいま」

 

「あら、もう塾の時間じゃないの?」

 

「休んだ」

 

「休んだって・・体調でも悪いの?」

 

「今日は行きたくない」

 

「最近どうしちゃったのよ!成績も下がり始めてるし!」

 

「分かんない」

 

「もう変なおじさんもいなくなったんでしょ!」

 

「え・・なんでおじさんのこと知ってるんだよ」

 

「いや・・お隣さんから聞いただけよ・・」

 

「母さんがおじさんに何か言ったんじゃないのかよ!」

 

「・・・」

 

母さんは何も言わなかった。

 

僕はそれで全部分かった。

 

そのまま僕は怒りをドアに押しつけるようにして家を出た。

 

泣きながら、声ではない何かをわめき散らしながら、ひたすらに走った。

 

いつの間にか僕は知らない公園にいた。

 

「どうしたんだい?」

 

おじさんかと思った。

 

あのときのように振り返ると、そこにいたのは知らないおじさんだった。

 

そのときの記憶は曖昧で、後から聞いた話になるけど。

 

僕は誘拐されらしい。

 

おじさんが助けくれる。

 

何の根拠も無いのに心の中でそう信じていた。

 

おじさんは僕にとって

 

ヒーローみたいな存在だったから。

 

すぐに犯人は逮捕された。

 

僕は怪我一つせず家に帰ることができた 。

 

たまたま通りがかった人が警察に通報してくれたらしい。

 

おじさんは最後まで僕の前に現れなかった。

 

その後、母さんと父さんから夜遅くまで怒られた。

 

この事件で僕は学んだ。

 

人生なんて自分の期待した通りにはならないということを。

 

――――高校二年の夏――――

 

おれは私立の高校に入学した。

 

中学の頃のことは語れない。

 

語るほどの出来事が何もなかったからだ。

 

何もない日々をただ淡々と過ごしていた。

 

この一行で済んでしまうからだ。

 

趣味は?休日何してるの?

 

こうゆう質問には答えられない。

 

おれは何かに興味を持つということがなくなった。

 

あの日を境に。

 

得るべき感情を、得るべきときに得られなかったんだろう。

 

いじめられることはなくなった。

 

休み時間に話せる友達も何人かできた。

 

でもたまにあの頃に戻りたいと思うことがある。

 

いや、心の底ではずっとそう感じているのかもしれない。

 

将来の夢も無く、もっと早く時間が過ぎ去ればいいのにといつも思っていた。

 

ある日おれは近所のコンビニで買い物をしていた。

 

『この店でしか買えない限定品です!』

 

そんな売り文句で売られていた商品が目に止まった。

 

牛乳だった。

 

おれはおじさんの牛乳以外の牛乳は飲めなかった。

 

それでも久しぶりに飲んでみたくなった。

 

限定品という言葉の魔力なのかもしれない。

 

会計を済ませた後、のども渇いていたし店の前でのその牛乳を飲んでみた。

 

おれは、気付いたら涙を流してた。

 

飲んだことのある味。

 

懐かしい味。

 

あの頃の味。

 

それは紛れも無くおじさんの牛乳の味そのものだった。

 

何でおじさんの牛乳がここで売られているのか。

 

ただ味が似ているだけなのか。

 

頭の中の混乱をなんとか落ち着かせようとしていると

 

目の前の駐車場で業者の人がトラックの荷台の扉を開けていた。

 

その中に今飲んだ牛乳が積んであった。

 

おれはどうしてもこの牛乳のことが気になり尋ねてみることにした。

 

「あのーこの牛乳ってどこのものなんですか?」

 

「○○ってとこのだよ。昔は狭い範囲の配達しかしてなかったみたいなんだけどね」

 

おじさんの牛乳だと確信した。

 

「どうしてこのコンビニ限定なんですか?」

 

「あそこに看板があるでしょ」

 

「牛乳瓶ですよね」

 

「そう、この牛乳を作ってる人との契約らしいんだ」

 

「どんな契約ですか?」

 

「なんでもこの牛乳をこのコンビニにしか売らない代わりに、この牛乳瓶の絵を看板にしてくれって話だそうだ。それぐらいの価値はあるからって」

 

『この牛乳を世界中に広めておれをいじめたやつを見返してやる』

 

おじさんとの約束を思い出した。

 

『僕もいつかいじめっ子たちを何かで認めさせて見返してやるんだ』

 

おじさんは約束を守るために、夢を叶えるために、がんばってたんだ。

 

それなのに・・それなのにおれは!!

 

おじさんがいなくなったからとか!!

 

親からの期待が重すぎるとか!!

 

全部周りの人や環境のせいにして逃げてただけだった!!

 

その日流した涙の数は、あの日もよりも少し、多かったかもしれない。

 

――――大学二年の夏――――

 

私はある文系の大学に入学した。

 

おじさんとはまだ会えていない。

 

牛乳の製造元を調べればおじさんに会いに行くことはできる。

 

でも、それはまだしてはいけない気がする。

 

私の方が約束を果たしていないから。

 

あれから私をいじめてきたやつらを見返すために何ができるかを考えた。

 

いろいろなことに挑戦してみて、私には文才があることが分かった。

 

今ではコピーライターを目指して学業の傍ら日々執筆活動に明け暮れている。

 

何かを目指して生きるということはとても楽しいということを知った。

 

おじさんが教えたかったのはこうゆうことなのかもしれない。

 

誰もが知ってるような広告のキャッチコピーを任させてもらえるようになったら

 

おじさんに会いに行こう。

 

そのときのこともまた書けたらいいなと思います。

 

ずっと先の話になりそうですけどね。

 

それまで気長に待っていてください。

 

牛乳でも飲みながら。

 

~fin~

 

というわけでローソンの看板に纏わる嘘雑学でした。

 

これからローソンを見つけたときはいかにおじさんの熱い思いが詰まってるかを友達に教えてあげてください。

 

その後変な空気になってもおれは知りません。

たこ焼きから学ぶ人生論

おれが足繁く通っている究極に美味いたこ焼き屋がありまして

 

そこのたこ焼きをまだ食べたことがないと言う友人を

 

「素敵なところへ連れていってあげるよ」

 

と誘ったらセコム並に警戒心をむき出しにされてしまったので

 

そのまま拉致してたこ焼き屋へ連れていったときのことです。

 

友人が記念すべき一口目を食べた後、感想を聞いてみると。

 

おれ「どう?」

 

友人「熱くて食べれない」

 

猫舌だったらしい。

 

すると友人はたこ焼きを一つずつぱかぱか開き始めた。

 

おれ「何してるの?」

 

友人「冷ましてる」

 

それから数分後に美味しいという感想を聞けました。

 

そこで気になったんですが。

 

たこ焼きを冷ますという行為はどうなんだろうかと。

 

たこ焼きの美味さと熱さって比例してると思うんです。

 

熱ければ熱いほど美味しさが増して

 

冷めれば冷めるほど美味しさが減っていくみたいな感じで。

 

なのでたぶんたこ焼きをこよなく愛してるって人ほど

 

おれみたいな違和感を感じるんじゃないかなと。

 

もしたこ焼き教なる宗教が存在したとして

 

たこ焼きを冷ましてるなんてところを信者たちに見つかったら

 

友人は今頃どうなっていたか分かりませんよ。

 

たこ焼きの熱さっていうのは言わばダメージジーンズのダメージ部分なわけですよ。

 

それを冷まして無くしてしまうということは

 

ダメージ部分に可愛らしいくまさんワッペンを縫い付けちゃうようなもんなんですよ!!

 

↑頭に浮かんでから10秒くらいは絶妙な例えだと思ってました。

 

たこ焼きとは人生のようなものである。

 

熱いからといって冷ましてしまえば真の美味しさには辿り着けない。

 

何かを得ようとしたとき少しでも妥協してしまえばそれだけのものしか得られない。

 

舌を火傷してでも

 

人より困難な道を歩んででも

 

その人にしか見ることのできない景色が

 

きっと 、あるのだから。

 

↑名言っぽいことを言えば上手いこと締められると思ってた人。