暇なときにでも

日々起きた出来事やふと思いついたことを書きます。たまに本、映画、広告のことも。

バレンタインのあるべき姿

バレンタイン。

 

それは女性が密かに思いを寄せている男性にその思いの丈を込めたチョコを渡し恋を実らせるという素敵なイベント。

 

しかし、その一方で女性と縁のない人たちにとっては地獄のようなイベントへと様変わりします。

 

なぜならチョコを一個たりとも貰えないからです。

 

そんなことが許されてもいいのでしょうか。

 

みんなが平等に楽しむことができて初めて!!

 

バレンタインデーは国民のイベントであると言えるんじゃないでしょうか!!

 

そこで提案があります。

 

そもそもチョコを貰っている姿が羨ましく見えてしまうところに問題があるんですよ。

 

じゃあいっそのことチョコを渡さなきゃいいんです。

 

それだと大好きなあの人に思いを告げられなくなっちゃう~!って人は心配ご無用。

 

チョコの代わりに“あるもの”を渡してください。

 

誰でも簡単に手に入れることができて持ち運びもできるもの。

 

そう、“石”です。

 

渡すものなんて思いが込もってさえいればチョコだろうが石だろうが関係ないわけですよ。

 

石だったら表面に「先輩へ 実は前から好きでした」みたいなことを書いとけば手紙の役割も果たせて一石二鳥です。

 

さらにこの提案にはもう一つ重大な効果が隠されてます。

 

例えば学生時代の同級生に女子からモテまくってたイケメンがいたとします。

 

当然バレンタインデーには大量のチョコを貰いますよね。

 

でもそれが全部石だったとしたらどうですか。

 

イケメンの机の上に積み上げられていく石の山。

 

そんな光景を見ても全く羨ましくないです。

 

むしろ持って帰るの大変そうだから貰わなくてよかったーてなります。

 

気付きましたか。

 

今まさに“マイナス”“プラス”へと変わりました。

 

これぞ誰しもが楽しめるバレンタインデーの真の姿なのです。

 

みなさんもぜひ

 

今年のバレンタインデーにはチョコではなく石をあげてみてください。

 

喜ばれる(かは別として気味悪がられる)こと間違いなしです。

 

今回は特別にガードの固い男性を一発でおとせる応用テクニックも紹介しときます。

 

「私、間違えてこんなの持ってきちゃった~☆」

 

ってとぼけた顔しながら巨大な漬け物石をカバンから取り出せば

 

男性から不動の人気を誇る不思議ちゃんアピールによって

 

相手はもうイチコロです。

※ただし個人差あり。

 

あと主婦の方は急いでデパートへ向かってください。

 

もしかしたら今日を境に

 

店頭から漬け物石が消えるかもしれません。

流行に流され辿り着く先

みんさんは“jafca”という組織を知ってますか?

 

正式名称は日本流行色協会といいます。

 

活動内容はその名の通り流行色を決めるというものです。

 

例えばある年の流行色をその年の二年前からあらかじめ決めてしまいます。

 

前もって決めておけばその分流行色を使った商品の準備がしやくすくなるからだそうです。

 

でもちょっと待ってください。

 

これは果たして流行と言えるのかと。

 

今年の秋冬の流行色も実は二年前から決まってたわけですよ。

 

もしかしたらjafcaの偉いおっちゃんが

 

会長「私の娘は赤色が大好きでね、次の流行色は赤系の色なんてどうかな」

 

下っ端「さっすが会長!赤系でいきましょう!」

 

みたいな流れで決まってるかもしれないんですよ。

 

そんなことはたぶんないでしょうけど 。

 

流行るものを先に決めてしまうのはどうなんだろうかと思いました。

 

どうしますか。

 

再来年の流行色が黒の単色に決まって

 

小悪魔アゲハとかのファッション誌で

 

“流行の最先端をゆく全身黒タイツファッション”

 

みたいな特集が組まれてたら。

 

街歩いてる人はみんな全身黒タイツですよ。

 

そんなショッカー様バンザイみたいな人たちになってもいいんですか。

 

安易に流行に流されるということはそうゆうことなんです。

 

ここまで散々否定的なことを書いてきましたが

 

みなさんの判断を公平なものとするため肯定派の意見も挙げときます。

 

仮に豊満なボデーの持ち主が全身黒タイツを着たとしましょう。

 

するとどうなるか。

 

タイツには体に密着するという特性があります。

 

つまり、そのボディーラインは寸分の狂いもなく

 

神秘のベールから解き放たれるわけです。

 

この勝負・・引き分け!!

疑われた疑わしき男

バイトメンバーとの飲み会終わり。

 

時刻は夜中の12時を越えた辺り。

 

街灯の明かりだけが頼りになるような深夜帯。

 

そんな夜道を女の子一人で帰らせるのは危ないという話になり

 

おれは帰り道が一緒であるKさんを家まで送ることになりました。

 

お互いに仕事の愚痴を話しながら歩いていると

 

一人の怪しげな男が後をつけてきていることに気づく。

 

すたたたた。

 

こちらが歩みを早めるも。

 

すたたたた。


相手も距離を保とうと足早になる。

 

むしろ心なしかだんだん近づいてきてるような・・。

 

そのときだった。

 

「待ちなさい」

 

男が声を発した。

 

その声に反応しないわけにもいかず振り向くおれとKさん。

 

(やばい・・たちの悪い酔っ払いだったら手を出してくるかもしれない。)

 

最悪喧嘩になることも覚悟していたおれを余所にKさんはその男に声をかけた。

 

Kさん「お父さん・・」

 

おれ「おとう・・ってえぇー!」

 

男の正体はKさんのお父さんだったのだ。

 

これにて一件落着。

 

とはいかなかった。

 

父「こんな時間まで何をしてたんだ」

 

どうやら今まで飲み会だったことを話しておらず

 

心配したお父さんが家の近くを探し回っていたそうだ。

 

Kさん「・・・」

 

ちゃんと事情を説明すればいいものをお父さんが怖いのか黙り込むKさん。

 

ここでいったん状況を整理してみます。

 

キーワード1

 

夜遅くまで帰らない娘を心配して探し回っていた父

 

キーワード2

 

やっと見つけた娘はなぜか黙り込む

 

キーワード3

 

そんな娘の隣にいる見知らぬ男

 

そんな娘の隣にいる見知らぬ男

 

そんな娘の隣にいる見知らぬ男

 

そのとき全てを悟った。

 

今、お父さんの中で、とんでもない誤解が生まれようとしていると。

 

こうゆうときこそ冷静に対処しなければならない。

 

いつもおれはそうやって窮地を切り抜けてきたんだ!

 

おれ「すいません・・すいません・・」

 

何故か謝りだす見知らぬ男。

 

父「もういい、分かったから帰るぞ」

 

お父さんはKさんを連れて去っていきました。

 

(・・・。)

 

(いや、分かってないよお父さん!)

 

(その目は、次また娘をたぶらかそうとしたら覚えとけよ、の目だよ!)

 

↑見知らぬ男の心の声。

 

~後日談~

 

その後Kさんはお父さんに事情を説明して誤解を解いてくれたそうです。

 

とりあえず一安心です。

 

今回の件で

 

痴漢冤罪者の気持ちが少し分かったような気がします。

ゆるされざるゆるキャラ

ゆるキャラ

 

それは多忙なスケジュールなのにも関わらず、そのことを微塵も感じさせないゆるさで我々を癒してくれる現代社会には必要不可欠となっている存在。

 

そんな彼らが各都道府県からある会場に集められるというイベントが開催されたようです。

 

やつは白昼堂々とその会場に姿を現しました。

 

ひこにゃんくまモンのように子供から絶大な人気を博しているゆるキャラたちの中に神奈川県代表として紛れ込んでましたよ。

 

f:id:akiyamakaeru:20170208205118j:plain

コムちゃん

(絵:おれ)

 

テルテル坊主のような外観から可愛らしいゆるキャラに見えますが、実際は全く別の物をモチーフとされています。

 

名前は“コムちゃん”といいます。

 

ええ、そうです。

 

すでにお気付きの方もいらっしゃるでしょう。

 

お察しの通りです。

 

設定上ではコンドームに住む妖精らしいです。

 

きっと会場ではお父さんお母さんに連れてきてもらった子供がお目当てのゆるきゃらたちの中に何だかよく分からないキャラを見つけて疑問に思うことでしょう。

 

子「お母さん、コムちゃんって何のキャラなのー?」

 

母「うーん、お母さんにも分からないなー・・(汗)」

 

無邪気な質問は母を出口のないラビリンスへと導く。

 

子「えー、じゃーあの頭についてるぴょいんは何なのー?」

 

母「さ、さぁー?お父さんなら知ってるんじゃない?」

 

父「えっ!?」

 

突然のキラーパスに戸惑いを隠せない父。

 

父「いやー、お父さんにも分からないことだってあるさー・・(汗)」

 

子「ほんとは知ってるんでしょ!コムちゃん!コムちゃん!」

 

妹「コムちゃん!コムちゃん!」

 

湧きあがるコムちゃんコールに限界を迎える父。

 

父「黙りなさい!!我が家ではコムちゃんコール禁止だ!今日はもう帰るぞ!」

 

子・妹「・・・はい」

 

その日はきっと重たい空気の中で食卓を囲むことになること間違いなしです。

 

最後に神奈川県在住の方へ。

 

コムちゃんはAIDS予防のために真剣に活動してくれてます。

 

なので

 

誇りを持ってください。

 

なんだかんだでコムちゃん可愛いからよし!

力を得るための代償

みなさんはダッハブルという儀式をご存じでしょうか。

 

最近後輩に教えてもらって試しにやってみたところこれは

 

“悪魔と契約するための儀式”

 

であるということが分かりました。

 

とりあえずその手順を簡単にご紹介します。

 

まずは眠眠打破レッドブルを用意します。

 

最寄りのコンビニの店員さんに

 

「儀式に必要な物を揃えに来た」

 

とだけ聞けば売り場に案内してくれるはずです。

 

全身を黒いローブに身を包めばすぐに分かってもらえると思います。

 

二つとも手元に揃えることができたらいよいよ儀式の始まりです。

 

まずは右手に眠眠打破を、左手にレッドブルを持ちます。

 

このとき、持つ手を逆にしてしまうと何が起こるか分かりません。

 

大変危険ですので最善の注意を払って下さい。

 

準備ができたら両方共いっきに口の中へ流し込みます。

 

これにて儀式は完了です。

 

先日、徹夜続きの仕事中、このままだと眠気のあまり美人なお客さんの見積もりを無意識に8割引きとかにしてしまいかねない状態だったのでこの儀式を頼ることにしました。

 

実際にやってみると眠気は覚めるわ全然疲れないわで、今ならSASUKE第三ステージぐらいまでは突破できるんじゃねと思えるぐらいハイテンションになるわけですよ。

 

しかし、浮かれているのも束の間、異変は突然起こり始めます。

 

まずは異常なまでの眠気に襲われ意識が遠のき

 

さらに立ってるだけでしんどくなる程の疲労が溜まり

 

最終的にお父さんとお母さんが優しく微笑みかけてくる幻覚が見えてきます。

 

そんなことがあったりなかったりでその日のバイトは散々でした。

 

今振り返って考えてみると、ダッハブルとは一時の力を得る代償として、魂的なものを徴収されてるんじゃないかという結論に辿り着きました。


なのでダッハブルは自分の中で禁断の儀式として封印することにしました。

 

次にこの儀式を行うのは大切な人を守るときになると思います。